【台風1号】31日にも東海～関東付近に接近か　急に雨や風が強まる恐れも　今後の進路予想と雨風のシミュレーション（29日午前6時45分気象庁発表）

強い台風1号（イーウィニャ）は29日午前6時現在、南大東島の南南西約310kmにあって、1時間に35kmと速度をはやめながら北東へ進んでいます。中心気圧は985hPa、中心付近の最大風速は35ｍ/s、最大瞬間風速は50m/sとなっていて、台風の中心から35km以内が風速25m/s以上の暴風域です。

台風は、29日夕方には南大東島付近に最も近づく見込みです。その後は日本の南へと進み、31日にかけて東海から関東に近づくとみられます。30日の夜から31日にかけて急激に雨や風が強まる恐れもあり、今後の気象情報に注意が必要です。

また湿った空気が流れ込んだ影響で、28日から太平洋側を中心に各地で大気の状態が不安定となり、各地で大雨が降りました。気象庁は低気圧や前線に伴う降水のピークは過ぎたものの、これまでに降った大雨の影響で地盤に緩んでいる所や増水している河川があることから、東日本では29日、土砂災害や河川の増水に注意するよう呼びかけています。