ドイツ2部リーグ、デュッセルドルフの田中選手は1部との入れ替え戦を終えて帰国し、サッカーを通じて子どもたちを元気にしたいと30日、地震で大きな被害を受けた輪島市を訪れました。
はじめに市の輪島塗りの担当者と大規模な火災が発生した「朝市通り」を歩きながら、細い路地が多く火が次々と燃え広がったことや老舗の漆器店が焼けて崩れてしまったことなど説明を受けました。
このあと、田中選手は輪島中学校を訪れ、広場に集まったサッカー部の部員20人余りに「みんなの大好きなサッカーを一緒にできてうれしい。楽しんでほしい」とあいさつしました。
そして、サッカー部の生徒たちは田中選手にコツを教えてもらいながらドリブルの練習をしたあと、一緒にミニゲームを楽しみました。
参加した中学3年生の男子生徒は「災害があったけど一緒にサッカーができて気分も晴れました。田中碧選手みたいになりたい」と話していました。
田中選手は「サッカーで子どもたちを笑顔にしたいと思って来たので少しでも元気になってもらえたらうれしい。これからも力になりたい」と話していました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。