高岡市伏木地区にある高見伸夫さん(77)の家では、液状化で噴き出した砂が倉庫に大量に流れ込みました。
高見さんは、かき出した泥を倉庫の裏に集めていましたが、1人で運び出すのは困難で、雨で流れ出すおそれがあったため、梅雨や台風の時期を前に、市の災害ボランティアセンターに回収を依頼していました。
1日は、県内から集まった40代から60代の男女8人が、ひざの高さほどに積まれた砂を土のう袋に詰めて、およそ100袋を道路の近くに運び出していました。
参加した上市町の40代の男性は「助けになりたいと思い参加しました。被災した人は大変だと思いますが、元気になってもらえるとうれしいです」と話していました。
高見さんは「自分だけでは復旧作業が全然進まないので、本当に助かりました。ありがたいです」と話していました。
富山県内では高岡市、氷見市、小矢部市の3つの市で住民からのボランティアの要望を受け付けていて、県社会福祉協議会は「支援が必要な人は、自治体の社会福祉協議会に気軽に相談してほしい」と話しています。
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