このパトロールは台風や梅雨の時期を前に石川県や警察、消防などが合同で、県内各地で毎年行っています。

6日は14人が参加し、能登半島地震で土砂崩れなどの被害が相次いだ輪島市内の4か所で点検しました。

このうち、横地町にある水防倉庫では近くにある川原田川があふれたり、決壊したりした際に使う土のうなどが十分に用意されているか確認しました。

また、地震によって広い範囲で土砂崩れが起きた県道1号「七尾輪島線」沿いにある斜面を点検し、設置している土のうで土砂の流出を防げているかや、今月3日に輪島市などで震度5強を観測した地震によって新たな被害が出ていないかなどを確認していきました。

石川県奥能登土木総合事務所の守田裕技術次長は「地震の影響で地盤が緩んでいるところがあるため、近くに住む人たちは土砂災害に十分注意してほしいです」と話していました。

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