6月9日(日)、高松地方気象台は、四国地方が梅雨入りしたと見られると発表しました。平年よりも4日遅く、去年に比べると11日遅い梅雨入りです。

 9日はその四国や紀伊半島を中心に雨脚が強まっていますが、10日(月)の早朝にはやみ、日中は天気が回復するでしょう。

 四国のすぐ南の海上を低気圧が東へ進んでいて、10日の朝にかけて近畿の南を通過する見込みです。低気圧に近い近畿南部などでは激しい雨の降る所もありますが、次第に高気圧に覆われてくる見込みです。雨は未明までで、明け方にはやみ、昼間は晴れて日ざしがたっぷり届きそうです。

 朝の最低気温は16~19℃と前日とほぼ同じくらいでしょう。日中の最高気温は前日より大幅に高くなって、大阪・京都・奈良は29℃まで上がるなど、30℃近い所も多くありそうです。湿気もあって蒸し暑い見込みです。9日が涼しかった分、急な暑さに注意をするようにしてください。

 11日(火)も晴れて暑くなるでしょう。ただ、大気の状態が不安定で、山沿いでは天気の急変に注意が必要です。12日(水)以降は南部を中心に曇りや雨の日が多い見通しです。近畿地方も、週の後半以降に梅雨入りとなる可能性があります。

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