奄美地方あすにかけ大雨 土砂災害に警戒を
12日(水)から13日(木)にかけて、雨の中心は沖縄地方と奄美地方です。停滞する梅雨前線の影響で、奄美地方では13日夕方までの24時間に多いところで120ミリの雨が予想され、大雨のおそれがあります。
雨シミュレーションでは、13日にかけて奄美地方には発達した雨雲がかかる予想です。
奄美地方では13日にかけて、1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。宇検村と瀬戸内町の一部に避難指示が出ています。
10日の降り始めからの総雨量は、瀬戸内町の古仁屋で208ミリ、伊仙町で156ミリなど、多いところで平年6月ひと月分の半分に達していて、宇検村と瀬戸内町には大雨警報と土砂災害警戒情報が発表されています。
奄美地方で13日夕方までの24時間に予想される雨量は、奄美北部で150ミリ、奄美南部と十島村で120ミリです。土砂災害に警戒が必要です。
梅雨前線が北上 15日(土)は九州南部・北部で大雨おそれ
梅雨前線は週末にかけて九州南部付近に北上する見込みです。
15日(土)には、九州の西の海上で梅雨前線上に低気圧が発生し、16日(日)にかけて九州を通過し東に進む予想です。
15日(土)の雨シミュレーションでは、九州では15日(土)午前から夜にかけて発達した雨雲がかかる予想で、九州の広い範囲で大雨のおそれがあります。16日(日)も奄美地方や九州南部に雨雲がかかる時間帯がある予想です。
この雨のタイミングで、まだ梅雨入りしていない九州北部から関東地方まで、一斉に梅雨入りしする可能性があります。
九州・沖縄の16日間天気予報は画像で掲載しています。福岡市は土曜にくもり雨、16日、17日はくもりで、18日からは雨マークが連続しています。
今後の雨の情報に注意してください。
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