近畿地方は6月16日(日)も広い範囲で30℃以上になり、京都市内では7日連続の真夏日となりました。この暑さで大気の状態が非常に不安定となり、兵庫・京都・滋賀を中心にザッと強い雨が降り、雷を伴っている所もあります。近畿地方では夜にかけてにわか雨や落雷にお気をつけください。

 17日(月)は、梅雨前線がまだ遠く、近畿地方は高気圧に覆われる見込みです。このため、午前を中心に晴れて、夏至直前の強い日ざしが照り付けるでしょう。午後は次第に雲が広がり、南から雨雲が迫ってきます。夜遅くには広い範囲で雨が降りだすでしょう。帰りが遅くなる方は、雨具を持ってお出かけください。

 朝の最低気温は、北部は20℃を下回って16日より低くなりますが、中部と南部は16日と同じくらいで、20~23℃くらいのところが多いでしょう。日中の最高気温は、多くのところで29~33℃と7月並みの暑さが続く見込みです。京都の予想最高気温は31℃で、8日連続の真夏日になりそうです。

 18日(火)は前線上に低気圧が発生し、発達しながら近畿地方に近づくため、広い範囲で本降りの雨になるでしょう。午前中心に警報級の大雨のおそれもあるため十分注意が必要です。ただ、雨は長続きはせず、19日(水)と20日(木)はまた晴れ間が出る見込みです。

 遅れている近畿地方の梅雨入りはまださらに遅くなりそうで、21日(金)以降の可能性が高くなっています。

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