宮崎県内は、今夜遅くからあす明け方にかけて非常に激しい雨が降るおそれがあり、気象台は土砂災害に厳重に警戒するよう呼びかけています。
また、線状降水帯が発生して、災害の危険度が急激に高まる可能性もあります。
(※20日午後6時半現在)

県内は梅雨前線の影響で大気の状態が非常に不安定になっていて、あす明け方にかけて断続的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降るおそれがあります。

あすにかけて予想される1時間降水量は、いずれも多いところで南部平野部と南部山沿い、それに北部山沿いが70ミリ、北部平野部が50ミリとなっています。

また、あす夕方までの24時間降水量はいずれも多いところで、南部山沿いで250ミリ、南部平野部と北部山沿いで200ミリ、北部平野部で150ミリと予想され、線状降水帯が発生した場合は局地的にさらに雨量が増え、災害の危険度が急激に高まる可能性があります。

気象台は、土砂災害に厳重に警戒するとともに低い土地の浸水や河川の増水・氾濫に警戒を呼びかけています。

なお、串間市は、20日午後6時、市内全域を対象に、大雨警戒レベル3にあたる高齢者等避難を発令しました。

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