石川県を代表する観光スポット、金沢21世紀美術館は、能登半島地震で施設に被害が出て多くの展示を休止していましたが、安全対策が完了し、22日からすべてのエリアで作品を鑑賞できるようになりました。

水面の下を歩いているような体験ができる人気作品「スイミング・プール」の地下部分にも入れるようになり、訪れた人たちは、スマートフォンで写真を撮ったり下から水面を見上げたりして楽しんでいました。

美術館では、収蔵品を展示する「コレクション展」も始まり、たくさんの人たちが作品に見入っていました。

滋賀県から訪れた20代の女性は「旅行のタイミングで、ちょうど再開し、来られてよかったです。お金を使うことで、私たちも復興のために役に立てればと思います」と話していました。

金沢21世紀美術館の落合博晃広報課長は「すべての展示エリアを再開することができ、石川県はまた一歩、復興に近づいたと思います。沈んだ気持ちが作品を見ることで明るくなることもあります。ぜひ美術館に来てほしい」と話していました。

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