今年初めて、線状降水帯が鹿児島県に発生し土砂崩れなどの被害が出ました。宇都宮では川に転落し小学生が死亡しました。川は雨で増水していた可能性があります。この週末も広い地域で警報級の大雨に警戒が必要です。
2週間ほど遅い梅雨入り 雨が強まった関東では事故も…
気象庁は21日、近畿・東海・関東甲信地方が「梅雨入りしたとみられる」と発表。いずれも平年と比べ、2週間ほど遅い梅雨入りです。
雨が強まった関東では、事故も…
21日夕方、宇都宮市の川で近くに住む小学6年生の金成千輝くん(11)が転落。救助されましたが、その後、死亡しました。
金成くんは、同級生2人とともに魚をつかまえようとしていた際に川に落ちたということです。
一緒にいた子どもの父親
「自分が駆けつけた時には救急車で運ばれた状態。状況つかめなかったんですけど、パニック状態な感じでした」
昼ごろまで降った雨の影響で川が増水していた可能性もあるということです。
鹿児島で線状降水帯 週末も“警報級大雨”に警戒
鹿児島県では、21日、早朝の街を記録的な大雨が襲いました。
気象庁は午前5時半前に線状降水帯の発生情報を発表。指宿市の24時間降水量は423ミリで観測史上1位を更新。
週末の天気も下り坂です。22日(土)、九州は朝から雨が降り、非常に激しい雨となる可能性もあり、引き続き、土砂災害に警戒が必要です。
さらに、23日(日)は低気圧の影響も加わり、九州から東海・北陸では警報級の大雨となるおそれがあります。
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