きょう2日(火)の広島県は、午前中を中心にかなりまとまった雨となりました。局地的にザッと強く降り、雨脚が強まりました。72時間降水量の最大値は、広島市中区で173.5ミリ 廿日市津田で217ミリ 加計で173ミリとなり、各地で降り始めからの総雨量がかなり多くなりました。ただ大雨のピークはすでに過ぎており、夕方頃からは各地で日差しが届いています。最高気温は、広島市中区で27.5℃ 福山市で28.2℃等でした。
3日(水)天気回復し日中は日差しが届く 湿度気温ともに高く熱中症のリスク高まる
あすは、梅雨前線が朝鮮半島付近まで北上する予想です。中国地方は太平洋高気圧の圏内となるため、あすは天気が回復し、晴れ間が見られるでしょう。午前中は雲が広がりやすく、県東部の海上を中心に霧が出る可能性があります。日中は日差しが届く予想です。夕方頃に北部ではパラッと雨が降るところもある見込みです。最高気温はきょうよりも5℃ほど高い予想です。
こんやにかけても気温がほとんど下がらず、寝苦しく感じられます。最低気温は広島市中区で25℃の予想です。エアコンを上手く活用してください。日中の気温はきょうより大幅に高くなります。ここ数日の雨による湿った空気の影響が残り、湿度が高い上に、あすは日差しが届き気温が上昇するため、一気に熱中症の危険度が高まります。あすの熱中症危険度ですが、大竹で「危険」で、その他の県内ほとんどの地点で「厳重警戒」です。危険の予想が出るのは県内で初めてです。こまめに水分補給をするなど、熱中症に警戒が必要です。
この先、日本海付近に梅雨前線が停滞するため、しばらくぐずついた天気が続く見込みです。今後の梅雨前線の位置次第では、きのうからきょうにかけてのような大雨になる可能性がありますので、最新の情報を確認するようにしてください。
7月に入りいきなり大雨となりましたが、実は6月も平年より多い雨量となりました。ことしは梅雨入りが大幅に遅れ、6月の前半は晴れた日が多かったですが、一方で一度に降った雨量が多かったため、結果的に6月の総雨量でいいますと、広島市中区で332.5ミリ 庄原で282.5ミリ等、各地で平年の約1.5倍となりました。7月に入り、まだ大雨のリスクが高い状況が続きますので、今できる備えをしっかりとしていきたいですね。
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