広島市中区 午前6時半すぎ

けさの広島県内は沿岸部を中心に広く濃い霧が発生しています。気象庁による呉市での自動観測では、視程(=水平方向の見通し)が午前6時で100メートルとかなり悪化しています。霧はこのあと太陽がのぼって気温が上昇すると晴れてきますが、昼前までは海上を中心にご注意ください。

きょうは梅雨前線は日本海へと北上して、日本の南にある夏の高気圧の勢力がやや強まるため、県内は南部を中心に晴れる予想です。北部は雲が多めですがそれでも日差しが出る時間帯はあるでしょう。

きのうまでは雨の降り方に警戒が必要でしたが、きょうは「熱中症」に警戒してください。日中の最高気温は各地で30℃を超える真夏日となります。そして湿度も高くかなり蒸し暑くなる予想です。

熱中症の危険度は気温に加えて湿度が高いかどうかで大きく変わってきます。真夏日で湿度が高いと危険性は一気に高まります。環境省が発表している暑さ指数の予想では、きょう午後の予想で大竹や加計、府中で今年初めて、暑さ指数が5段階の絵レベルで最も危険度が高い「危険」レベルとなっています。

屋外だけでなく屋内にいる方もこまめな水分補給やエアコンを適切に使って熱中症にはくれぐれもご注意ください。

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