輪島市の地域包括支援センターは、被災した高齢者の健康状態などを確認していて、8日は鵠巣地区の家や仮設住宅を職員が訪れました。
見守りの対象は、地震のあと「健康状態を継続的に確認する必要がある」と判断された人などです。
このうち、地区の仮設住宅では、80代の男性から食事の状況を聞き取ったり、冷房を積極的に使うよう呼びかけたりしていました。
また、80代の女性の自宅では、愛媛県から応援に来ている保健師とともに、睡眠の状況などを聞き取ったうえで、血圧を測り体調を確認していました。
女性は「疲れて病院にもなかなか行けないので、たまに見に来てくれると安心して生活することができて、ありがたいです」と話していました。
輪島市地域包括支援センターの山岸愛佳さんは「2次避難先から戻って地元で生活する人も増える中、どうサポートしていくかが課題だと思います。仮設住宅では、孤立する人がいなくなるように見守りを強化して、熱中症の予防にも気をつけていきたい」と話していました。
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