7月11日(木)の近畿地方は、一時バケツをひっくり返したような激しい雨になりそうです。警報級の大雨のおそれがあるため、十分お気を付けください。

 梅雨前線が南下し、近畿地方にさらに近づくでしょう。前線に向かって非常に暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発になりそうです。近畿地方では10日(水)の夜から発達した雨雲や雷雲が流れ込みはじめ、夜中に広い範囲でどしゃ降りになるでしょう。

 11日(木)の日中も雨脚の強まるときがありそうです。昼過ぎにかけて激しい雷雨にお気を付けください。雨が強まる時間はそれほど長く続かない見込みですが、予想よりも長引いたり、雨雲が発達したりした場合は、警報が発表される可能性があります。

 予想される24時間雨量は、兵庫県を中心に多くなりそうで、120mmの見込みです。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水などに十分注意してください。

 予想最低気温は22~26℃くらいで、熱帯夜から解放される所もありそうです。日中の予想最高気温も前日より3℃前後低く、27~30℃くらいでしょう。暑さはやや和らぎますが、ジメジメとした体感は続きそうです。

 この先、3連休にかけても雨の降る日が多く、天気がぐずつく見通しです。ただ、来週の水曜からは晴れ間の出る日が多くなってきそうで、来週の半ば以降は近畿地方でも梅雨明けの可能性が出てきました。

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