7月12日(金)は朝に、和歌山県で非常に激しい雨が降りました。3連休も傘が手放せず、天気の急変に注意が必要です。

 13日(土)も本州付近に梅雨前線が停滞し、前線上の低気圧が通過する午前中をピークに雨脚が強まるでしょう。雨が小康状態となってもつかの間で、朝から中部や南部で雨が降る見込みです。和歌山県内では再び激しく降る所がありそうです。大阪府内でも和泉山脈周辺で大雨となったため、少しの雨でも土砂災害の危険度が高まってしまいます。大阪府や奈良県、和歌山県内に大雨警報が発表される可能性があります。

 13日(土)は南部中心に断続的に雨でしょう。14日(日)と「海の日」の15日(月)の雨の降る時間は短いですが、急に強い雨が降り出して、雷雨となるおそれがあります。

 また、最高気温30度以上の真夏日となり、不快な蒸し暑さとなりそうです。3連休はくれぐれも天気の急変に注意してください。雷雲が近づく兆候があれば、まずは屋外から建物の中へ移動すること。建物がなければ、車の中へ避難して雷雨が収まるのを待ちましょう。建物も車もない場合、大きな木から離れて、低い姿勢を取ることが最終手段です。大雨の影響が残って、川も増水していますので、屋外のレジャーは安全第一で楽しむようにしましょう。

 来週は後半になるとだんだんと晴れて、再来週にかけて“ゆるっと”梅雨が明けていくイメージです。晴れると暑さが一段と厳しくなるでしょう。旅先では、札幌と沖縄は連休を通してだいたい晴れる見込みです。一方で、九州から東北にかけては梅雨空で、14日(日)は福岡など九州北部中心に大雨による交通への影響に気を付けてください。

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