現地時間の12日午前3時半ごろ、ネパールの首都カトマンズからおよそ100キロ離れた山岳地帯で土砂崩れが起き、2台のバスが川に流されました。

警察によりますと、2台のバスに乗っていた50人以上の乗客らの行方がわからなくなっているということです。

現地からの映像では、大雨の影響で川の水量が増しており、軍などがボートを使って捜索を行っています。しかし活動は難航している様子もうかがえます。

ネパールでは毎年この時期、大雨の影響で土砂崩れや洪水の被害がたびたび起きていて、ことしは6月から雨期に入り、被害が拡大しています。

ネパール政府の関係者によりますと、7月11日から12日にかけても各地で土砂崩れなどで、これまでに15人が亡くなっているということで、現地の防災当局が警戒を呼びかけています。

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