石川県は、地震のあと地元から離れて暮らしている被災者に対し、もともと住んでいた地域に建てる「ふるさと回帰型」と呼ばれる仮設住宅を整備しています。
穴水町には木造戸建てで2DKタイプの仮設住宅6戸が完成し、業者が18日午前に冷蔵庫やテレビなど家電製品を運び入れる作業を行いました。
県によりますと、入居は19日から始まり、2年間の入居期間を過ぎたあとは公営住宅として活用できるということです。
こうした木造戸建ての仮設住宅は県内で初めてだということで、同じような仮設住宅は今後、内灘町にも20戸整備される予定となっています。
入居する人は「ずっと能登で育ってきたので、黒い瓦で戸建ての家は落ち着きます。ゆっくり風呂に入りたい」と話していました。
穴水町役場地域整備課の吉田信之主幹は「この地域は特に大きな被害を受けた地域ですが、地元を離れた人などには安心して戻って暮らしてほしい」と話していました。
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