気象庁によりますと、北日本にのびる前線に向かって太平洋高気圧の縁をまわって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、秋田県では大気の状態が非常に不安定になり、激しい雨が降っています。

25日午前2時半までの1時間には秋田県大仙市で33.5ミリの激しい雨が降りました。

また、秋田県由利本荘市東由利では午前2時半までの24時間の雨量が192.5ミリに達し、統計を取り始めてから最も多い記録的な大雨となっています。

これまでの雨で由利本荘市を流れる子吉川水系の石沢川では堤防が決壊して氾濫が発生しました。

国土交通省は氾濫発生情報を出して安全を確保するよう呼びかけています。

また、秋田県では土砂災害の危険性が非常に高まり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

気象庁は、川の氾濫や土砂災害、低い土地の浸水に厳重に警戒するとともに落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに十分注意するよう呼びかけています。

土砂災害や川の氾濫の危険性が非常に高まっています。

雨の降り方や周囲の状況をよく確認し、安全を確保するようにして下さい。

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