【被害・影響】山形県に再び大雨特別警報 停電 道路陥没も

東北電力ネットワークによりますと、東北地方では午前0時時点で山形、秋田、宮城、岩手の4県でおよそ4500戸が停電しているということです。

山形県では酒田市で1100戸、鮭川村で900戸、戸沢村で600戸、大蔵村で500戸、新庄市で400戸、真室川町で10戸未満となっています。

秋田県では、上小阿仁村で300戸、由利本荘市で10戸未満となっています。

宮城県では、岩沼市で100戸となっています。

岩手県では、滝沢市で40戸となっています。

酒田河川国道事務所によりますと記録的な大雨の影響で、遊佐町にある日本海東北自動車道の下り車線で道路が大きく陥没しました。

陥没が確認されたのは、記録的な大雨となった山形県沿岸部を通る日本海東北自動車道の遊佐菅里インターチェンジと遊佐鳥海インターチェンジの間の下り線の道路の一部です。

酒田河川国道事務所が撮影した写真では、秋田側へ向かう下り線1車線が30メートルほどにわたって大きく陥没しているのが確認できます。

車道ののり面も大きくえぐれ土がむきだしになっていて、側溝やガードレールも崩れ落ちています。

国道事務所によりますと、復旧には時間がかかるということで、通行止め解除のめどはたっていないということです。

山形県と山形地方気象台は、大石田町にある丹生川の岩ヶ袋水位観測所で氾濫危険水位に達し、今後も水位がさらに上がる見込みだとして26日午前0時半に「氾濫危険情報」を出しました。

山形県と山形地方気象台は26日午前0時、最上町などを流れる最上小国川の瀬見水位観測所で氾濫危険水位に達したとして、「氾濫危険情報」を出しました。

国土交通省は、酒田市などを流れる相沢川が午後10時半ごろに石名坂水位観測所で氾濫危険水位に達したとして、「氾濫危険情報」を出しました。