米原市の伊吹地区では、今月1日にも土砂崩れが起きて一時、緊急安全確保が出されましたが、25日の午後5時20分ごろ再びほぼ同じ場所で土砂崩れが起き、地区内に大量の土砂が流れ込みました。

NHKが26日朝9時ごろ、上空から撮影した映像では、住宅近くに土砂が流れ込んでいて重機による撤去作業が行われていました。

米原市によりますと、複数の家屋に土砂が流れ込んだとみられるもののけがをした人や連絡が取れていない人はいないということです。

米原市は、伊吹地区の127世帯313人に「緊急安全確保」を出していて、市が設置した避難所では13人が夜を明かしましたが体調不良などを訴える人はいなかったということです。

滋賀県は、地区内や山の谷筋にたまった土砂を取り除く作業を進めるとともに今後、土砂を食い止めるための金属製のネットを設置することにしています。

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