由利本荘市では、今回の記録的な大雨で少なくとも住宅54棟が水につかる被害があり、市は水につかった家具などの災害廃棄物を受け入れるための仮置き場を市内の5か所で開設しています。

このうち、浸水の被害があった東由利地区では、26日から受け入れが始まっていて、28日朝も多くの住民が水につかったテレビや畳、棚などを次々と運び込んでいました。

市によりますと、住民の中には自宅が仮置き場から遠く、廃棄物を運び込めない人もいることから、住宅を個別に訪問して回収することも検討しているということです。

自宅の作業小屋が水につかったという72歳の男性は「川から流れてきた木などがまだまだ家にあり、片づけが追いつかないので、もう何回か片づけに来ます」と話していました。

由利本荘市東由利総合支所の佐藤勇治さんは「運び込まれる廃棄物の量は日に日に増えている。住民の生活が早く元に戻るよう支援していきたい」と話していました。

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