米津龍一気象予報士：
あすのお天気ポイントはこちら。
あすもきょうと同じような危険な暑さが続きます。
では、そもそもなぜきょう39℃超えの暑さとなったかをお話していきます。
まず高気圧に覆われたこと。さらにそれによって晴れ、上空に暖かい空気が流れ込んできたんです。
高気圧は時計回りに風が吹きますので、北西方向から風が流れ込む、山越えの乾いた熱風＝フェーン現象の影響で気温が上がったんです。
あすの気圧配置を見てみますと、見た目が変わらないんです。
きょうと同様にあすも山越えの乾いた熱風が吹き降りるフェーン現象となります。
唯一きょうと違うのは、この前線があすは南下する予想なんですね。前線が南下すると、より湿った空気が流れ込みやすくなりますので、午後は所々でにわか雨
激しい雷雨となる恐れがあります。
危険な暑さとなるのはいつか、あす30℃以上の時間帯を見ていきます。
まず甲府・勝沼・南部は朝からも30℃を超えます。その時間がなんと夜9時頃まで甲府は続きます。
紫色で表す35℃以上の時間を見ますと、なんと甲府は7時間もあるということで、予想最高気温が39℃となっています。
喉が渇く前にこまめに水分塩分補給していただきたいですし室内でも熱中症のリスクが高まりますから、くれぐれもエアコンは積極的にケチらず使ってください。
この暑さはいつまで続くのかを見ていきます。
きょうが39.2℃であすが39℃予想。あさって以降、気温はきょうあすよりは下がりますが、甲府の気温は平年だと大体33℃近くなんです。
ですから、かなり高い状況が続きまして、この34℃を見るとホッとするのは私だけですかね。
しばらく危険な暑さが続いて熱中症には要注意ですが、実は朝の最低気温、甲府であす27℃予想です。これは今年一番高い気温で、なんと歴代でも3番目に高い気温が予想されています。
ですから、今夜の暑さ対策もくれぐれも皆さん忘れずにお願いします。
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