東京都の小池知事は、31日、石川県で能登半島地震の被災地を視察したあと、県庁で馳知事と面会しました。
国と石川県は、今後の解体工事に伴って災害廃棄物の量が増えることが予想されることから、7月22日、北陸以外の自治体や民間の協力を得て、広域的な処理を拡充する方針を示しています。
面会の中で小池知事は「解体工事が進んできた分、廃棄物が出ている。要請があったら今後、処理についてはお手伝いできるようにしたい」と述べ、国から要請があった場合、災害廃棄物について受け入れる考えを示しました。
都によりますと、災害廃棄物の一部について、石川県から貨物列車で運んだあと、トラックで都内の処理施設に運搬し、処理する予定だということです。
面会のあと、石川県庁で取材に応じた小池知事は「廃棄物の処理を進めていかなければ何事も始まらない。こうしたお手伝いも大きな意味をなすのではないか」と述べました。
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