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富士山のふもとにあり、ツアー客など大勢の観光客が訪れていました。
「鳴沢氷穴」は、1100年あまり前の富士山の噴火で流れ出した溶岩が固まってできた洞窟で、真夏でも内部の気温は0度前後に保たれているといいます。
冬の間にできた氷も展示されていて、まさに天然のクーラーです。この日は、約3000人が訪れたということです。
神奈川や千葉から来たという観光客は次のように話していました。
「とても寒かったです。寒くて、長袖を着ないと寒いくらいでした」
「とってもよかったです。涼しくて、洞窟の中はとても神秘的でいい気分転換になりました」
暑さで農作物への影響懸念 ブドウ農家では…
この暑さで心配されるのが農作物などへの影響です。
4日、取材で訪れたのは全国有数のブドウの産地、山梨県笛吹市です。ここでは、すでに出荷を間近に控えた一部のブドウに、暑さによる影響が出ていました。
ブドウの実の一部が焼けたり、しぼんだりしていました。
暑さが今後も続くおそれがあることについて、ブドウ農家の男性は次のように話していました。
「ブドウ作りはどうしても短期決戦型で一工程一工程がプラスされてくるとなかなか体力的にも厳しくなってきます。これだけ暑いと、ブドウどころか人間がまいってしまいそうなので、もう少し落ち着いてくれるとありがたいですね」
この暑さ “さらに1か月程度続くおそれ” 気象庁
気象庁は北海道から九州にかけて、気温の高い状態がさらに1か月程度、続くおそれがあるとしています。
気象庁によりますと、北日本から西日本で暖かい空気が流れ込むなどしたため、7月の全国の平均気温は、気象庁が1898年に統計を取り始めてから126年間で最も暑い7月となりました。
一方、最新の長期予報では、北海道から九州にかけて暖かい空気が流れ込みやすい状態は今後さらに1か月程度続く見込みだということです。
このため気象庁は「長期間の高温に関する気象情報」を発表し、熱中症のほか、農作物や家畜の管理にも十分注意するよう呼びかけています。
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