気象庁によりますと、暖かく湿った空気や気温の上昇の影響で、東北から九州にかけて大気の状態が非常に不安定になっています。

盛岡市南部付近では、レーダーによる解析で午後6時50分までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表しました。

この雨で岩手県では土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

また
▽午後2時40分までの1時間には福島県が塙町に設置した雨量計で102ミリ
▽午後3時10分までの1時間には静岡県浜松市春野で80ミリの猛烈な雨を観測しました。

大気の不安定な状態は6日にかけて続く見込みで、低い土地の浸水や川の増水、土砂災害に厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意し、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、頑丈な建物の中に移動するなど安全確保に努めてください。

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