気象庁によりますと暖かく湿った空気の影響で関東は大気の状態が非常に不安定になり、群馬県の山沿いや関東南部で雨雲が発達しています。
6日夜遅くからは東京の多摩地域などで発達した雨雲がかかり、7日午前0時までの1時間には東京・青梅市で65ミリの非常に激しい雨が降ったほか、東京都が福生市に設置した雨量計で41ミリ、埼玉県飯能市で36ミリのいずれも激しい雨を観測しました。
この雨で東京都と気象庁は7日午前0時10分、多摩川水系の野川と仙川に氾濫危険情報を出して警戒を呼びかけています。
大気の不安定な状態はこのあとも続く見込みで、関東ではこのあとしばらくは局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあります。
気象庁は川の氾濫に警戒し、土砂災害や低い土地の浸水に十分注意するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼びかけています。
急に冷たい風が吹くなど、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、頑丈な建物の中に移動するなど安全を確保するようにしてください。
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