延岡市の中心部に位置する標高251メートルの愛宕山の展望台の駐車場には、午後5時半の時点で、避難してきたとみられる人たちの車が60台以上とまっていました。

エンジンをかけた車の中でテレビを見ながら過ごしている人や、外に出て海岸のようすを見ている人がいました。

家族で避難してきていた市内の40歳の女性は「車で帰宅している時に横揺れを感じた。家で1人で留守番していた中学生の娘は泣いていたのでかなり揺れは大きかったと思う。夫ととりあえず愛宕山に逃げたほうがいいということで来た。注意報が解除されるまでは避難しておこうと思う」と話していました。

海のすぐそばに住んでいるという市内の75歳の男性は「自宅の2階にいましたがかなり揺れて本がバタバタと倒れた。愛宕山以外に高いところがないので逃げてきた。来る途中は道も混んでいたのでもっと大きい地震だったら逃げ切れるのか不安になった」と話していました。

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