毎日、猛烈な暑さと夏空が広がり、青空に雲の白色が映えます。そして、午後には黒い雲が近付き、急な雷雨になることもありますよね。同じ日に様々な色の雲が見られるこの時期。空を眺めるのは楽しいですが、この雲の色の違いは何なのでしょうか。
雲は水滴や氷の粒から出来ていて、もともと無色透明です。この水滴などに太陽の光が入り、いろんな方向に散乱すると、私たちの目には白色に見えます。
そして、雨を降らすような厚みのある雲になると、太陽光が届かず、その雲の下にいる人には黒く見えるのです。なお、この黒い雲も遠くから見ると白く見え、また航空機などで雲の上から眺めても白く見えます。同じ雲なのに色が違って見えるのは、太陽の光が関係しているのですね。
この時期、急な天気の変化にも注意が必要です。太陽光が届かないくらいの分厚くなっている黒い雲が近付いてきたり、雷の音が聞こえてきたりしたら、建物に避難してください。天気の急変のサインです。
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