最大で6メートルを超える津波により、中心部のほぼ全域が浸水すると想定されている宇和島市大浦地区では10日、「臨時情報」の発表を受けて自主防災会のメンバーが高台にある津波の避難場所に集まり、地域住民用に設置している防災倉庫の備蓄の確認を行いました。
メンバーはチェックシートを見ながら、非常用の水やテント付きのトイレ、それに、カセットコンロなど倉庫の中にある備蓄品の数や賞味期限などを一つ一つ確認しました。
また
▽避難の呼びかけに使う拡声機の電源を入れたり
▽自家発電機に燃料を入れたりして実際に動くかどうかも点検していました。
このほか、住民の避難に支障が出ないよう周辺の道路の草刈りも行ったということです。
大浦自主防災連絡会の上田幸則会長は「今後は今ある備蓄品で十分なのかどうかも検討し、必要に応じて備蓄を増やすなどの対応も進めていきたい」と話していました。
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