この背景について、気象庁が挙げているのが日本の南の海上でできている「モンスーンジャイア」とよばれる気圧の低い部分です。

ここではインド洋からフィリピンの東を通る南西風や、日本のはるか東の太平洋高気圧のふちを回る風が流れ込んでいます。

全体として風が反時計回りになっていて、この中で上昇気流ができると、周囲を巻き込み、いわば「台風の卵」ともいえる熱帯低気圧を次々と発生しやすい状況になっているというのです。

気象庁は今後の台風の進路や勢力について最新の予報を確認するよう呼びかけています。

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