17日に震度6弱を観測した高知県宿毛市では20日、屋根にブルーシートがかけられた住宅があちらこちらで見られました。20日午前中は曇りの天気で、住民たちは割れた瓦を手作業で取り除くなど応急作業に追われました。

また重なった瓦が強い余震や雨で滑り落ちる危険性がある住宅での作業には、大型クレーンも出動。雨が降る前に済ませようと急ピッチで作業を進めていました。

震度5強以上を観測した宿毛市と愛媛県愛南町、宇和島市では大雨警報や注意報、土砂災害警戒情報の発表基準が通常の7割~8割に引き下げられています。来週にかけて雨の日が多くなる見込みで、気象台は「地盤が緩んでいる可能性が高く、山沿いや急斜面の近くに住む人は雨に十分注意を」と呼びかけています。

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