台風7号が関東に接近しています。台風7号は、関東に接近する台風としては過去にないくらい発達していることと、動きが遅いことが特徴です。そのため、大雨・暴風・高波の全てに厳重な警戒が必要です。また、関東甲信は今夜にかけて、東北はあす午前にかけて線状降水帯が発生するおそれもあります。
■関東は大雨・暴風・高波に厳重警戒
台風7号は暴風域を伴い、非常に強い勢力のまま関東の東海上を北上する見通しです。午後の関東はさらに雨や風が強まり、夕方から今夜遅くにかけてが大雨や暴風のピークでしょう。台風7号は動きが遅いため、同じような所で大雨や暴風が続く見通しです。非常に激しい雨が降り、関東甲信では今夜にかけて線状降水帯が発生するおそれがあります。線状降水帯が発生すると、大雨災害の危険度が急激に高まる可能性がありますので、土砂災害、低い土地の浸水や川の増水・氾濫などに厳重な警戒が必要です。
■東北はあすにかけて雨風強い予想
大雨とともに、暴風や高波にも厳重な警戒が必要です。きょう予想される最大瞬間風速は、関東の陸上で45メートルとなっています。外に出るのは極めて危険で、電柱が倒れてしまうような危険な暴風が吹き荒れますので、不要不急の外出は控えた方がいいでしょう。また、東北はあすにかけて雨や風が強く、東北の陸上では最大瞬間風速35メートルが予想されています。また、あす午前にかけて線状降水帯が発生するおそれがありますので、安全を第一に考えてお過ごしください。
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