水戸地方気象台によりますと、茨城県内は暖かく湿った空気が流れ込み、日中の気温上昇の影響も加わって大気の状態が非常に不安定となっていて局地的に非常に激しい雨となっています。

石岡市は大雨による土砂災害のおそれがあるとして、午後9時57分、市内の土砂災害警戒区域にある2623世帯、7664人に避難指示を出しました。

5段階の警戒レベルのうち警戒レベル4の情報で、危険な場所から全員避難するよう呼びかけています。

今回接近した台風7号で降った雨などにより地盤の緩んでいる所があるため、少ない雨量でも土砂災害の危険が高まるおそれがあります。

気象台は17日夜遅くにかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意するよう呼びかけています。

落雷や竜巻などの激しい突風、それに「ひょう」にも注意してください。

発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物の中に移動するなど安全確保に努めてください。

石岡と笠間に土砂災害警戒情報

茨城県と水戸地方気象台は、17日午後9時10分、茨城県の石岡市と笠間市に土砂災害警戒情報を発表しました。

石岡市と笠間市では土砂災害の危険性が非常に高くなっています。

茨城県と気象台は土砂災害に厳重に警戒するとともに、自治体からの避難に関する情報に注意し、安全な場所への速やかな避難を心がけるよう呼びかけています。

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