きょう２０日（火）の広島県は、午前中は曇り空で一部地点では雨も降りましたが、午後は青空が広がったところが多くなりました。最高気温は、広島市中区で３４℃　福山で３２．６℃　安芸太田町加計で３３．８℃でした。

２１日（水）一日雲が広がりやすい　日中は日差しが届く時間も　にわか雨に注意

あすの中国地方付近は、相対的に気圧の高い部分になります。そのため、あすは雲が広がりやすいですが、日中は日差しも届くでしょう。ただ、太平洋高気圧の縁を回り暖かく湿った空気が流れ込みやすく、大気の状態が不安定となります。あすも一部地点にはなりますが、にわか雨にも注意が必要です。

日差しが届く時間が少なくても湿度が高いため、引き続き熱中症のリスクは高い状況が続きます。あすの熱中症危険度は、広島市中区や呉、安芸太田町加計など多くの地点で危険レベルの予想です。引き続き熱中症に厳重に警戒が必要です。

この先低気圧から日本海に前線がのびる予想で、この前線が本州付近にしばらく停滞する見込みです。日曜日頃には新たな低気圧が発生し、この低気圧や前線に向かって高気圧の縁を回り暖かく湿った空気が流れ込みやすい状況が続く予想です。このためしばらくはすっきりしない天気になるでしょう。

気象庁がきょう発表した３ヶ月予報によりますと、向こう3か月も引き続き気温は高い傾向が続きます。特に９月１０月は暖かい空気に覆われやすく、高温傾向が続く予想です。ことしも秋の到来は遅れる見込みです。降水量は平年並の予想ですが、９月１０月は平年よりも多くなる確率が４０％と高くなっています。この先秋雨前線や台風の影響を受けやすい時期になりますが、雨への備えもしっかりしていきたいですね。

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