米津龍一気象予報士:

あすのお天気ポイントはこちら。

今度は広く変わりやすい天気となりそうです。

あすの天気を見ていくと、またきょうと同じように午前中は晴れ間が期待できるかと思います。

ただ、天気の主役は北海道の東にあります高気圧です。

高気圧は時計回りに風が吹きますので東から雷雲のもととなる冷たく湿った空気を運んできます。

ですから、午後は雲が湧いてきて、局地的ににわか雨、落雷ということで、

場所によっては激しい雨となるところも出てくる可能性があります。

どのあたりが注意が必要か、雷が鳴りやすい確率=発雷確率を見ていきます。

東からの冷たく湿った空気が流れ込みやすい影響もありますので、東部、富士五湖のあたりが中心と見ています。

ただ、甲府周辺や峡南方面でも雷が鳴りやすい確率が50%以上と高い状況です。

夕方になると、50%の範囲がさらに広がる形となります。

気温が夕方にかけてがピークとなりますので、より気温差が大きくなるこのタイミングで、天気急変の可能性が一番高いということになります。

来週からは9月に入ります。3ヶ月予報が発表されましたので見ていきます。

まず、9月は気温が高め。10月も気温が高めで降水量は並みか多めとなります。
ですから9月は厳しい残暑となりまして、その残暑がまだまだ10月にかけても、
長引く可能性があります。

この9月10月の大雨に注意と書いているのは、秋雨前線に向かって雨雲のもとである暖かく湿った空気が入りやすい状況と予想されますので、ちょっと雨の量が多くなる恐れがあります。

11月もまた気温が並みか高めとなりますので、今年の秋はおそらく短いです。

ですから、紅葉のスタートも例年よりは遅くなるんじゃないかと見ています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。