この講座は、愛南町が4月17日に発生した地震の前から計画していたもので、住民25人が参加しました。

この中では、町の危機管理専門官として、住民の防災相談などに応じている二場健児さんが講師を務め「先日の地震では被害が少なかったが、南海トラフ巨大地震が起きたら、揺れはもっと大きく被害も大きくなる」と説明しました。

そのうえで、地震によって電話や通信ができず消防や役場などと連絡が取れなくなることも想定して、みずから命を守るための備えを進めるよう呼びかけました。

そして、すぐにできる対策として、
▽家具が倒れてけがをしないよう固定することや
▽避難する際の水や食料の準備
それに、
▽服用している薬の名前を覚えておくこと
などを挙げていました。

参加した女性は「先日の地震では、大きな被害はありませんでしたが、家具の落下防止など、不十分な部分をしっかり対策していきたいです」と話していました。

また、別の男性は「防災について繰り返し勉強することで、わかってくることがある。こういう講座を繰り返し受けて地震に備えていきたい」と話していました。

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