台風10号は、22日(木)午後6時現在、マリアナ諸島にあってほとんど停滞しています。中心気圧は996ヘクトパスカル、最大瞬間風速は35メートルです。
発達しながら北上し、来週は日本列島を直撃するおそれがあります。画像で掲載している雨・風シミュレーションでは、27日(火)ごろ紀伊半島付近に進む予想となっていますが、予報円の範囲が半径330キロと四国から東海付近まで広く、進路は変わる可能性があります。

27日(火)の雨・風シミュレーション

台風10号は、25日(日)には日本の南・小笠原近海に北上しながら強い台風に発達し、中心気圧は980ヘクトパスカル、最大瞬間風速は50メートルと予想されています。

台風10号は、さらに発達を続け、27日(火)には紀伊半島付近を中心とする半径330キロの予報円内に達し、1時間に20キロの速度で北に進む予想です。中心気圧は965ヘクトパスカル、最大瞬間風速55メートルと予想されています。

27日(火)の予報円が、紀伊半島付近を中心に四国から関東付近までと大きく、進路ははっきりしません。25日(日)~28日(水)の雨・風シミュレーションでは、27日(火)ごろ紀伊半島付近に進み、28日(水)にかけて近畿、北陸から日本海側へ進む予想となっています。台風の速度が1時間に20キロと遅く、仮に上陸すれば雨と風の影響が長引くおそれがあります。

ただ、あくまでもシミュレーションのひとつで、この通り進むとは限りません。実際の進路は変わる可能性があります。
今後、気象庁が発表する台風情報にご注意ください。

予報円が広い

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