日本海側中心に危険な暑さに 熱中症への対策を

気象庁によりますと、23日も東日本や西日本では高気圧に覆われて晴れ、特に、日本海側は山越えの暖かい風が吹きおろすフェーン現象の影響も加わり気温が上がる見込みです。

日中の最高気温は▽富山市や鳥取市、兵庫県豊岡市で39度、▽福井市や新潟県長岡市、大分県日田市で38度と危険な暑さとなるほか、▽京都市や岡山市で37度、▽大阪市や長野市で36度、▽名古屋市や山形市で35度と猛烈な暑さが予想されています。

気象庁と環境省は、熱中症の危険性が極めて高まるとして、東北の一部と、東海から九州にかけての30の府と県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

福岡県太宰府市では、35度以上の猛暑日が22日までに連続で35日になり気象庁が統計を取り始めてから最長となっています。

外出や運動を控え、室内ではエアコンを使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど、引き続き熱中症対策を徹底してください。