台風１０号は、マリアナ諸島をゆっくりした速さで北へ進んでいます。予報円は四国付近から関東付近にまで広がり、２７日（火）～２８日（水）ごろにかけて、四国から関東の広い範囲に接近または上陸し、列島を縦断するおそれがあります。２８日までの雨・風シミュレーションは画像で掲載しています。

台風１０号は、２３日１５時にはマリアナ諸島にあって、ゆっくりした速さで北へ進んでいます。中心気圧は９８５ヘクトパスカル、最大瞬間風速は４５メートルです。

２４日１５時には小笠原近海の北緯２１度５０分、東経１４１度００分を中心とする半径１０５キロの予報円内に達し、強い台風になる見込みです。
中心気圧は９７５ヘクトパスカル、最大瞬間風速は５０メートルが予想されます。

２７日１５時の予報円は本州の南で、９５５ヘクトパスカル、最大瞬間風速は６０メートルと予想されています。
２８日１５時の予報円の中心は、新潟県付近で、９７５ヘクトパスカル、最大瞬間風速は４５メートルと予想されています。

２７日から２８日にかけての予報円の半径は２８０キロから３３０キロと広く、四国から近畿、東海、関東の広い範囲で接近または上陸のおそれがあります。

気象庁の２３日午後３時の予想進路では、２７日（火）から２８（水）にかけて列島を縦断するような進路が予想されています。最大瞬間風速６０メートル級で接近または上陸のおそれがあります。

雨・風シミュレーションでは、２８日に東海や関東付近を通る進路が予想されていますが、予報円が大きく、進路は定まっていません。今後の台風情報に注意してください。

２５日（日）～２８日（水）雨・風シミュレーション

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