今月21日、都内で猛烈な雨が降った影響で、JR新宿駅北側にある通称・新宿大ガードの近くでは歩道にあるマンホールから勢いよく水が噴き出してふたが飛ばされました。
マンホールを管理する都は短時間のうちに大量の雨水が流れ込んだことで、下水管内の空気が圧縮されふたが押し出されたとみて、26日までにこの場所の3つのマンホールを空気を逃がしやすい構造のふたに取り替えました。
新たなふたは、長さ6センチほど、幅1センチほどの穴が格子状にあいていて、これまでに同じタイプのふたは人通りの多い繁華街などを避けて、23区内でおよそ3000か所に設置されているということです。
都の下水道局は「ふだんの時の歩行の安全性や、大雨の時にふたが飛散しないという2つの目的を両方満たすようなそれぞれの地域に適したふたの形状などを検討し、適切なものを設置していきたい」としています。
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