非常に強い台風10号は、30日(金)の午前中に熊本県内に最も接近する見込みで、あす(29日)から長い時間にわたって暴風や大雨が続くおそれがあります。

台風10号は九州の南の海上を北上していて現在、熊本県内は強風域に入りました。

あす(29日)は非常に強い勢力で九州南部に接近し、あさって(30日)の午前中に熊本県内に最も接近する見込みです。

気象台は、「台風の動きが遅いため、暴風や大雨が長時間続くおそれがある」として厳重な警戒を呼びかけました。

県内は、早いところではあす(29日)の明け方から暴風域に入る見込みです。

また、今夜からあす(29日)夜にかけて線状降水帯が発生し、大雨災害の危険度が急激に高まるおそれがあります。

交通への影響(新幹線・在来線・フェリー・飛行機)

交通への影響も出始めています。

JR九州によりますと、九州新幹線「熊本~鹿児島中央」できょう(28日)上りは、「鹿児島中央 午後8時14分発 さくら406号」、下りは、「新大阪 午後4時23分発 さくら563号」まで運転し、それ以降の便は運転を見合わせます。

また29日(木)は熊本~鹿児島中央で、九州新幹線・在来線ともに始発から運転を見合わせます。

フェリーは30日(金)までの便がほぼすべて欠航。

空の便も、29・30日(木・金)の便で一部欠航が予定されています。

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