今月17日の豊後水道を震源とする地震で、震度5強の揺れを観測した宇和島市では住宅の壁にひびが入ったり、瓦が落下したりする被害が相次ぎました。
宇和島市は、住宅が受けた被害を証明する「り災証明書」と、車や家財道具などの被害の届け出があったことを証明する「り災届出証明書」の申請を受け付けていて、22日朝も申請のために多くの人が市役所を訪れました。
窓口では、訪れた人たちがスマートフォンで撮影した住宅の被害状況を示しながら、申請の手続きを進めていました。
訪れた60代の女性は「屋根瓦が道路に落ちそうになっていて、急ぎ修理が必要です。保険金の手続きのために申請に来ました」と話していました。
市によりますと、21日までに「り災証明書」と「り災届出証明書」の申請は合わせて17件あったということです。
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