大分県では台風10号の影響で、30日午前7時の時点で9世帯13人が孤立状態となっています。

このうち国東市の4世帯7人について、県の災害対策本部会議で具体的な状況が報告されました。

それによりますと、国見町千燈を流れる伊美川にかかる下払橋の一部が崩落したため孤立状態となっているということです。

橋は全長およそ23メートル、幅およそ2.5メートルで、崩落したのはその一部だということです。

県は仮設の橋をかける予定ですが、具体的な工法について検討中で、着工するまでに少なくとも数日かかる見通しだということです。

会議のあと、大分県の佐藤知事は「県内には依然として広い範囲に土砂災害警戒情報も出されているし、まだ災害が発生する可能性はある。油断せずに対応してもらいたい」と呼びかけました。

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