アメリカから“越境台風”が?

アメリカ側のトロピカルストームが太平洋を西に進んでいて、日付変更線を超えて台風になる可能性があります。

太平洋とインド洋の台風や低気圧などを監視し、情報を提供するアメリカ軍の気象機関・JTWC(Joint Typhoon Warning Center)の予測では、日付変更線の東で発生したトロピカルストーム「HONE(ホネ)」が、太平洋のハワイ諸島・ミッドウエイの南を西よりに進み、日付変更線を超える可能性があります。

JTWCの資料(一部加工)

31日(土)のアジア太平洋域予想天気図では、日本列島には台風10号が、そして日付変更線の東には、トロピカルストームHONEがあります。

越境台風とは

日本の気象庁とアメリカの気象機関とで、太平洋の台風や熱帯低気圧を監視するエリアが決まっています。図でいうと日付変更線(経度180度線)の左側、北西太平洋が気象庁の担当エリアで、右側の太平洋北部と中部がアメリカの担当エリアです。

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