静岡市は、大雨で被災した人が公的な支援などを受けるのに必要な証明書の申請の受け付けを9月1日から始め、市役所や区役所に窓口を設けました。
このうち、住宅に被害を受けた人が公的な支援を受けるのに必要な「り災証明書」は市役所の本庁舎と清水庁舎に窓口が設けられ、車や家財などの被害で保険金の請求に使う「被災届出証明書」は各区役所に窓口が設けられています。
市役所には午前中から市民が訪れ、申請書や本人確認の書類を提出して、職員に今後の対応について相談していました。
申請の手続きはいずれも郵送でも可能だということです。
自宅の床下が水につかり、「り災証明書」を申請をした55歳の男性は、「断続的に長く雨が降り、増水が心配で命の危険を感じました。市には防災対策も進めてほしいと伝えたい」と話していました。
また、冠水した道路で車が水につかり、「被災届出証明書」を申請した50歳の男性は「注意していたが、どの道を通っても水であふれていて結局巻き込まれてしまった。まさか自分が巻き込まれるとは思わなかった」と話していました。
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