岐阜 氾濫で広い範囲が浸水の池田町 後片づけに追われる

池田町では31日、町内を流れる杭瀬川と東川の合流点付近で川が氾濫し、町内の広い範囲が水につかりました。

岐阜県によりますと、池田町では住宅地などおよそ50ヘクタールで浸水が確認されたということです。

この影響で一時、避難指示が出された市橋地区にある日本料理店では、広さがおよそ畳30じょう分ある宴会用の部屋がすべて水につかる被害を受けました。

雨がやんだ31日夕方から知人などの協力を得て店に入った泥をとりのぞき、その日のうちにカウンターで営業を再開しましたが、ビールなどを入れていた冷蔵庫は水につかって壊れたということです。

9月1日も水につかった座布団を干すなどの後片づけに追われていました。

日本料理店の店長の男性は「畳を乾かしたあと再び使えるかなど、店を元に戻せるか心配です。ここでおよそ40年営業していますが、ここまでひどい浸水は初めてです。今後の雨も不安です」と話していました。