石川県によりますと、奥能登地域の4つの市と町の転出者は、1月1日から8月1日までで合わせて2969人でした。

去年の同じ期間の転出者の1229人と比べると2.4倍となっていて、ふるさとを離れてほかの地域へ移る動きに歯止めがかかっていない状況です。

転出者の数を自治体別に見ると
▽輪島市が去年の2.3倍の1445人
▽珠洲市が3.5倍の681人
▽能登町が1.9倍の509人
▽穴水町が2.3倍の334人でした。

一方、この期間の転入は、4つの市と町で合わせて544人と、去年の6割ほどにとどまっています。

こうしたことなどから、8月1日時点の奥能登地域の人口は、推計で5万1698人となり、ことし1月1日時点の5万5213人と比べると3515人、率にして6.4%減少しました。

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