坂本農林水産大臣は、閣議のあとの記者会見で台風10号による農作物への影響を現在、調査しているとしたうえで、「現時点で河川の決壊などによる大規模な水田への被害は報告されておらず、生産量に大きな影響が生じるような事態は想定されていない」と述べ、引き続き被害の把握に努める考えを示しました。

一方、各地のスーパーなどでコメが品薄の状態になっていることについて、「今月末までには年間出荷数量の4割程度が産地から出荷されるなど、新米の流通が本格化する」と述べ、収穫が早まっている地域もあることなどから、徐々に品薄の状況は改善するという見通しを示しました。

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