米津龍一気象予報士：

あすのお天気ポイントはこちら。

あすは中・西部ほど日差しが届く見通しです。

あすの天気の傾向ですが、まずきょうと同じように北東方向からの冷たく湿った空気が流れ込みやすくなります。

きょう雨をもたらしているのは、これに加えて上空の冷たい空気＝寒気が流れ込んできたことにより、地上との気温差もあって大気のバランスが不安定になったためです。

これがあすになると、だんだん北へと離れていく予想です。

ですから東部・富士五湖は、この海からの冷たく湿った空気の影響は受けやすくなります。

雲が主役で天気急変まではいかないと見ています。

一方、中・西部は御坂の山がこの冷たく湿った空気をブロックしてくれるので、雲が入りにくいんです。

ですから、逆に中・西部は、きょうと同じように太陽が主役となりそうです。

きょうはちょっと一旦暑さが落ち着いたんですが、今後どうなりそうかを見ていきます。

上空の暖気の予想です。

広くオレンジ色で塗られているところは晴れれば地上で30℃以上という目安、この日本の南にあるちょこっとピンク色のところは晴れれば地上で35℃以上という目安です。

これがあす、あさってはまだかからないんですが、金曜日になってくるとこの地上で35℃以上の目安が、山梨県内にもかかってくるんです。

これが金曜日さらに土曜日、そして日曜日もまだ入り続ける予想となっていまして、来週になるとまたちょっと暑さが落ち着くかなと見ています。

甲府の気温変化を見ていきます。

その35℃以上の猛暑日は金曜日、土曜日となりそうです。

8月の24日以来、猛暑日は甲府で観測されていないんです。
久しぶりにまた猛暑が来ますから、熱中症には十分お気をつけください。

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