平塚市は、台風10号の影響などによる記録的な大雨で一部の川が氾濫するなどして道路が冠水し、5日時点で住宅およそ100棟に浸水の被害が出ています。

これを受けて、地元の社会福祉協議会は4日から災害ボランティアセンターを設置して、自宅の清掃や家具の運び出しなどの相談を受け付けています。

この2日間で「畳や土砂を片づけてほしい」などという相談が6件寄せられていて、センターでは現地で被害状況を確認したうえで、今週中にも事前に登録しているボランティアの人たちを派遣することにしています。

平塚市社会福祉協議会の遠藤年彦事務局次長は「特に1人暮らしの高齢者や高齢のご夫婦はどんなことでもいいので相談してほしい」と話していました。

二宮町でもボランティアセンター設置

同じく大雨によって住宅の浸水被害が相次いだ神奈川県二宮町でも、5日からボランティアセンターが設置され浸水した住宅の無料の消毒などを受け付けるほか、町と社会福祉協議会が床上浸水の被害にあった世帯主などにそれぞれ1万円の見舞い金を支給することにしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。